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Sunrizer Synthを使ってみる

SunrizerSynthやってみた工房
この記事は約3分で読めます。

先日さんざん自慢げに語っていたiPadを利用した音源アプリ。
今回からアプリ毎に紹介をしてみようかと思います。
まだまだ触り始めなんで、全機能を網羅して紹介!とまでは行きませんが
個人的にはこー使ってますよー的な、緩い紹介内容です。

ということで早速第1弾。
ポーランド"BeepStreet"という企業から発売されている "Sunrizer Synth"を紹介します。

SunrizerSynth

こちらはRolandの名機"JP-8000"をモチーフにして作られたというソフトウェア音源です。
そしてほんものはこちら。

Roland JP-8000

(C)Roland

たしかにそっくり。
残念ながら私はJP-8000をいじった事がないので、どれだけそっくりなのかは解りませんが、
この  "Sunrizer Synth"の音の太さはびっくりしました!

で、この手のシンセってのはMoog等もそうなんですが、
見た目と書いてる文字でとにかく取っ付きづらい!

そんな方の為に、最初っから300種類くらいのプリセットが入っているので
そちらから気に入った音を選ぶ、というのが一番取っ付きやすいです。

SunrizerSynth_menu

けど、音を出してみると「イメージに近いんだけど、こんなに音が伸びなくてもいいのに」とか
「音はこれなんだけど、変なアルペジオ掛かってるし。。。」と
こんな「惜しい!」って場合は次のステップ。

鍵盤の上のつまみをいじくってみましょう!

SunrizerSynth_edit

  1. まずこれで音色の元になる波形を選ぶ。
  2. フィルターをいろいろ試す。イメージが近かったら隣のつまみでいろいろいじってみる。
  3. 音の長さとか立ち上がりの具合を変える
  4. エフェクターやエコーで音質を変えてみる。

だいたいこんな感じですが、この手の物ってトライ&エラーの集大成みたいな物で
とにかくいじくってみて、音がどう変わるのかを体で覚える!ってのが一番解りやすいと思います。
LFOやらOSCやらいっぱい難しい略語が並んでますが、ぶっちゃけこの用語を辞典で調べるよりも

「このつまみを全開にするとうにゅうにゅする」とか
「となりのつまみを3時方向にしておいて上のつまみをいじるとなんかカッケー」とか

その程度でもいい音は作れます。出来上がったら、プリセット選択画面にある「Save Preset」で保存しておきましょう。
自分のBankを作ってそこに作ったものやコピーして改名した物をライブの曲順で並べておくと
ライブでの音色切り替えもだいぶ楽になります。

ちなみに、一つの音色に対してAチャンネルとBチャンネルがあり、これを右側のホイールを使って
切替が出来るほか、中間ではモーフィンクして音色が変わって行きます。
この発想は、JP-8000というよりは YAMAHA EX5の感覚が近いと思います。

Aにはモコモコの音を作っておいて、Bにギンギンな音を入れておけば、

のーのこのーのこ にーにごにーにぎょ ぎょーぎょぎぎーぎぎ げげげげげん!

みたいなTahiti80辺りでやりそうなシンセの盛り上げ術も使えます。(って伝わる??)

とにかくいじってみて、収集が付かなくなったら他の音色を選んでまた元に戻すってことを繰り返すと
なんとなく「シンセってこんな感じか?」ってのが見えてくると思いますし、
またそういった面でも初心者が本腰を入れてシンセをいじってみようかな?といじりだすにも
よい教材となるかもしれませんね。お値段も驚きのお手頃価格、850円です!
JP-8000本体は未だにBランク中古品でも3万円は下らないので恐ろしいほどの価格破壊です。

ちなみにこの音源、個人的にはB’zのコピーバンド”Bu'z”で
Bad Communicationやキオクの山脈などで使用しています。
ライブでも普通に使えるほどのクオリティですのでぜひお試しあれ。

BeepStreet - music software

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